こんにちは、ざいもくちょう歯科、院長の中谷寛之です。

私の名前は「なかたに」です。

よく「なかや」と言われますが、間違えられても気にしませんよ。

少し間が空きましたが、歯の豆知識です。

今回の歯の豆知識はむし歯について書いていきます。最後まで、読んで下さいね。

ワニには80本の歯があり、何回も生え替わるそうです。サメは一生のうちに2万本以上の歯を使うと考えられているそうです。

歯の数は200本位。歯が抜けてしまってもまた新しい歯が生えてきます。

人は子どもの歯(乳歯)20本、大人の歯(永久歯)は親知らず(第三大臼歯)を抜くと28本です。

ご存知のとおり大人の歯(永久歯)が抜けると何も生えてきません。

 

私たちは歯がなければ食べ物を食べることができで生きていくのが困難になります。

これは人間だけでなく歯を持った動物はみんな同じです。

一生大切に使わなければいけません。

そのためには一日3回の食後の歯磨きが大切です。

 

虫歯になりやすい部位は下記の通りです

①小窩裂溝:奥歯の咬み合う面の溝

②隣接面:歯と歯の間

③歯頸部:歯と歯ぐきの境目

 

①小窩裂溝③歯頸部については歯を溝や歯と歯茎の境目に当てて優しく歯ブラシで磨くことで大切です。

②隣接面は歯ブラシでは汚れを取るのが難しい部位です。

歯ブラシに加え糸ようじ(フロス)や歯間ブラシを併用しましょう。

 

虫歯の状態はCO、C1、C2、C3、C4といったように表現します。

数字が小さいほど軽い症状になります。

 

一番症状が軽いのはCOです。

この状態は、虫歯が疑われるものが明らかではない(穴があいていない)定期的な経過観察や歯磨きなどしっかり予防をしていると症状が進むことはありません。

予防をせずそのままにしていると進行し治療が必要になります。

 

 

次にC1についてです。

穴ができているものの虫歯になっている部位も表面だけのため浅くこの状態だと痛みやしみるといった症状はありません。

この状態で発見されると治療する際も大きな痛みもなく虫歯の部位だけを削り詰め物をすることができます。

 

C2では冷たいものを飲んだり食べたりするとしみたり痛みなどが出てきます。

虫歯の進行具合によっては歯を削る際に痛みが出るため麻酔を使用しなければいけなくなります。

また、歯を削って詰め物をするだけではなく、削る量が多くなるので、型を取って治療する必要が出てきます

 

C3では神経を抜いて根の中をきれいにする治療が必要になってきます。

虫歯の治療は何度もできるものではなく同じ歯が虫歯に繰り返しなると抜歯しなければいけなくなったりします。

 

C4になると歯を抜かなければならなくなります。

歯がなくなるとブリッジや入れ歯がないと食べることがたいへんになってします。

むし歯についてはホームページにも書いてありますので、こちらからご覧下さい。

https://zmt-dc.com/treatment/caries/

時間があればこちらもご覧下さい。

https://www.jda.or.jp/park/trouble/index02.html

 

痛みがない場合でも定期検診をしっかり行いお口に中をキレイに保つことが大切です。

痛みがある場合はそのままにして、よくなることがありません。

時間を見つけて早い受診をおすすめします。

歯科医院が苦手や痛いのが怖いなど不安な点がある方はスタッフに声をかけてください。

しっかり対応させて頂きます。