皆さん、こんにちは。

岩手県盛岡市にあるざいもくちょう歯科の院長、中谷 寛之です。

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インプラント抜歯即時埋入は画期的な治療法で、近年、対応している歯科が増えています。

今回は、このインプラント抜歯即時埋入についてお話ししていきます。

>>「インプラントとは」まとめ記事はこちら

インプラント抜歯即時埋入ってどんな治療法?

「歯が折れた」など、抜歯対象で歯の根がまだ残っているところは、抜歯をしてからインプラント体(人工歯根)を入れます。インプラント抜歯即時埋入は、歯を抜いた直後にインプラント体を入れる治療法です。

上顎の前歯に用いられることが、比較的多いです。通常は、細菌感染などを防ぐために、抜歯から2〜3ヶ月して歯茎や骨が回復してから人工歯根を入れます。

 

インプラント抜歯即時埋入のメリット

治療期間が短い

抜歯後にすぐにインプラント体を入れるので、外科手術が一回で完了します。また、抜歯後に歯茎や骨の回復を待つ期間がないため、治療の期間が短くなります。状況によりますが、インプラント治療は約10ヶ月程度かかるのが一般的です。しかし、インプラント抜歯即時埋入なら4ヶ月程度で治療が完了することも多いです。

 

身体への負担が軽くなる

外科手術は身体に負担がかかり、術後に腫れや痛みのリスクがあります。インプラント抜歯即時埋入は外科手術が一回で済むので、傷口の治りも早く身体への負担が軽くなります。

 

骨の吸収を防げる

抜歯をした位置は噛むことによる刺激がなくなるので、時間が経過すると、歯を支えていた顎の骨が少しづつ吸収されていきます。通常のインプラント治療の場合、顎の骨量が減りすぎて骨を増やす治療が必要になるケースがあります。インプラント抜歯即時埋入の場合は、骨量が多い状態でインプラント体を入れるので、長持ちしやすくなります。

 

歯茎が痩せるのを防げる

同様に、抜歯からインプラント治療まで期間が開くと歯茎も痩せていきます。歯茎が痩せると、虫歯・知覚過敏・歯周病のリスクが高まったり、歯が長く見えたりします。インプラント抜歯即時埋入はこうしたリスクが避けられます。

 

インプラント抜歯即時埋入のデメリット

細菌に感染するリスクが高まる

抜歯による傷口が回復していない状態でインプラント体を入れるので、通常のインプラント治療よりも厳密な感染対策が必要です。しっかり実績がある歯科医院で施術することをおすすめします。

 

適用できないケースが多くある

インプラント抜歯即時埋入は顎の骨の厚さや幅がある、健康状態が良いなど、多くの条件を満たすことが必要です。

 

「インプラントにしようか迷っている」「インプラントについて詳しく聞きたい」という方はぜひ当院にご相談ください。

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