みなさま、こんにちは。
岩手県盛岡市にあるざいもくちょう歯科、受付・トリートメントコーディネーターの小林です。
4月に入り、暖かい日が続いていますね。
桜が満開になる日も近いですね。
今回の歯の豆知識は銀歯について書いていきます。
みなさんのお口の中に銀歯は入っていますか?
よく説明もされないまま銀歯になってしまった。
銀歯を白いのに変えたいと来院される方は少なくありません。
保険治療で代表的な銀歯ですが、どういうものなのかメリットデメリットについてお話していきたいと思います。
銀歯といっても100%銀でできているわけではありません。
銀以外にもパラジウム、金、銅とさまざまなものが混ざっている金銀パラジウム合金というものでできています。
まずは、銀歯治療のメリットから
・銀歯は保険治療内なので比較的安価で治療ができます。
・噛むという機能性
「噛む」ということについては問題なく使えます。
奥歯の大きい虫歯や、神経までいってしまった虫歯などは、治療する範囲がどうしても広くなってしまうので、コンポジットレジン修復(白いプラスチックの素材)よりも、硬く割れにくいです。
・割れにくい
大きい範囲で治療する場合や、噛み合わせが強い方はコンポジットレジンで治療する場合、割れるリスクが高いので金属で治療をおすすめします。
メリットはありますがデメリットもあります
・虫歯が再発しやすい
銀歯は金属であるため、噛む力によって変形していきます。
銀歯が取れてしまったり、使っていくうちに少しずつ変形し銀歯と歯の間に隙間や段差が生じます。
隙間や段差が生まれることでばい菌がつきやすく銀歯の下で虫歯が再発してしまいます。
治療しては再発しを繰り返していくことによって、歯を削る範囲が増えていってしまうので、歯の寿命を縮めてしまう可能性が高いです。
こちらもごらんください。
https://www.tda8020.org/newsdigest/t20181227.html
・見た目
白いのに変えたいと来院される方がいるように、見た目を気にされる方が多く見られます。
奥歯だから見えないかなと、思って治療したが笑った時に見えるのが嫌という方もいらっしゃいます。
・メタルタトゥーがでてしまう
メタルタトゥーとは、金属が錆びて溶け出し、歯ぐきに沈着してしまうことです。
銀歯は錆びやすいため、少しずつ金属が溶けだて、歯ぐきの色が変わってしまうことです。
・金属アレルギー
お口の中の金属から溶け出したイオンが体の変異を引き起こします。
今まで症状がなくても、疲れたときや免疫が下がった時に症状が出てしまう時があるので注意が必要です
ちなみに銀歯を使用することを禁止している国もあるようです
銀歯の特徴をお話ししてきましたが、銀歯以外にも治療方法はあります。
白いものでも選択肢がいくつかあります、どんな治療をしたいのか、今のお口の状況を確認して一人一人に合った治療を進めていくために、カウンセリングの時間がありますのでご安心ください。
当院の治療方法はこちらをご覧下さい。
https://zmt-dc.com/treatment/inlay/
どの素材を選んでも人工物が入るので、メンテナンスは必須です。
定期的に歯医者に行って歯の状態をチェックしてもらいましょう!
そうすることで、お口のケアや虫歯の早期発見ができるので、歯の寿命を伸ばすことに繋がります!
岩手県盛岡市のざいもくちょう歯科は、24時間予約を受け付けています。
昔入れた銀歯が気になる、定期健診したいなどの方はこちらから予約をお願いします。