みなさん、こんにちは。
岩手県盛岡市、ざいもくちょう歯科、歯科助手兼トリートメントコーディネーターの廣田絵海です。
先日、盛岡でも初雪が観察されましたね。
本州では初だそうです。
もうすぐ12月になります、今年の雪の量はどれくらいになるのでしょうか。
ざいもくちょう歯科では、皆様からの口コミを募集しています。
当院に通院して良かったことを書いてくれると、とても助かります。
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実は、大人の虫歯は、痛みがないままに進行する場合があることを知っていますか?
子供の虫歯と大人の虫歯は、虫歯ができる過程が違います。
子供の虫歯は痛みが出やすかったり、急に穴が空いて歯医者に行くという状況になることもしばしば。
しかし、子供の虫歯は親がしっかり歯磨きチェックを行っている成果でどんどん減ってきています。
一方、大人の虫歯は痛みが出にくく、自覚がないまま進行して治療が遅れがちになります。
今日はそんな大人の虫歯についてのお話です。
子供のころの虫歯は、噛む面の凸凹した溝が茶色くなって虫歯が出来ています。
子供の虫歯の主な原因は、歯の深い溝にたまる汚れが取り切れていないことが虫歯の原因になっています。
大人の虫歯の場合は、子供と違うところが多くあります。
まず虫歯の出来やすい場所は歯と歯茎の境目であること。
これは歯周病や加齢によって、歯茎の位置が下がってくることによるものです。
歯は、硬いエナメル質で覆われていますが、歯茎が下がってしまうことで露出する部分の歯は、エナメル質よりやわらかい象牙質でできているので虫歯になりやすくなります。
また子供のころに治療をした歯の詰め物の間から虫歯が出来ることもあります。
歯と金属の僅かな隙間から菌が繁殖して虫歯ができることもあります。
詰め物がぽろっと取れて、歯の中が見えた時には虫歯が進んでいるということもあります。
詰め物が取れたところは、やわらかい象牙質なのでどんどん虫歯が進行します。
詰め物が取れたら、痛みがなくてもすぐに歯医者で治療しましょう。
大人と子供の虫歯には、できかたにも違いがあります。
子供の虫歯は一般的に狭くて深いという特徴があります。
入り口は狭くても奥の方で虫歯が進行していてあるひドンと抜けるように穴が空くということがあります。
子供の虫歯は神経に達していることが多いので痛みを感じます。
大人の場合は、よほど歯磨きが出来ない人でない限り、こうした虫歯はできにくいと言えます。
大人の虫歯の特徴は、広くて浅いこと。歯は茶色っぽかったり、黄ばんだ感じになっていても削ってみるとさほど虫歯は深くなく、浅くて広範囲に広がって歯を侵食していきます。
浅いので神経まで到達せず、痛みを感じることは少ない傾向にあります。
それで気づきにくいのが大人の虫歯です。
大きな虫歯の治療によって、すでに神経を取っている場合は虫歯が進んでも虫歯による痛みはありません。
そのためどんどん虫歯が進行してしまう場合があります。
むし歯の詳しい話はこちらからご覧下さい。
https://www.jda.or.jp/park/trouble/index02.html
大人になると、虫歯より歯周病対策と言われますが、虫歯対策と歯周病対策では歯の磨き方が違います。
虫歯対策なら、歯の表面をしっかり磨くことが重要です。
歯並びがデコボコしていたり段差があるところは特にしっかり磨きましょう。
また大人虫歯が出来やすい歯と歯の間を重点的に。歯ブラシだけでは難しいので、フロスを使う習慣をつけると効果的です。
また歯周病では歯と歯茎の間を丁寧に磨くことが必要です。この両方をしないと虫歯も歯周病も防げません。
歯磨きは虫歯対策として歯の表面を磨くこと。歯周病対策として歯茎のまわりをじっくり磨くことがおすすめです。
ざいもくちょう歯科では、むし歯や歯周病の予防を推進しています、
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