皆さん、こんにちは。
岩手県盛岡市、ざいもくちょう歯科、受付兼トリートメントコーディネーターの小林です。
11月に入り朝の気温が低くなってきました。先日は八幡平で初冠雪を記録していましたね。
盛岡で雪も見られるのももう少しでしょうか?
皆さん、新型コロナウイルス感染症も増えていますし、インフルエンザも流行するという報道もありますので、体調管理にはお気をつけ下さい。
感染症対策に口腔ケアが大切ですので、定期検診受けて下さいね。
https://www.jda.or.jp/corona/Oral-care-Immunity.html
では、今回の豆知識にいきます。
お口の中にある銀歯がアレルギー反応を起こしてしまう可能性があることをみなさんご存知でしょうか?
歯科治療では、虫歯になってしまった個所を削って詰め物や被せ物を入れる際、保険治療でできる銀歯というものがあります。
しかし、その銀歯で金属アレルギーになってしまう可能性もあります。
ネックレスやピアスなど金属が肌に触れることによって、その周辺がかゆみや湿疹が出ると思います。
歯科治療の金属アレルギーは金属を入れてもすぐに症状が出ないこともあり、数年経ってから症状が出る場合もあるため、アクセサリー類とは異なり分かりやすい形で症状が出るとは限りません。
まず銀歯というのは銀でできているわけではありません。
銀を主成分とした合金(金銀パラジウム合金)でできています。
ですので、様々な金属が含まれているため、アレルギーの原因になる場合があります。
金属アレルギーは、金属が水分に触れてイオン化し、体内のタンパク質と結び付くことで起こります。
つまり、金属そのものがアレルギー反応を引きこおしているわけではなく、金属から溶け出した金属イオンが体内に吸収されることで引き起こされます。
お口の中の金属は唾液に触れているため、イオン化しやすい状態になっています。
ちなみに以前の銀歯は「アマルガム」という素材が使われていましたが、2016年に保険診療から外されました。
アマルガムに含まれている水銀が、人体へ深刻な悪影響を及ぼすと問題になったからです。
アレルギーの症状として、口内炎が頻繁にできてしまうや、舌のがピリッと痛むといった、口内炎や舌炎など、お口の中の炎症です。
そのほかにも唇が赤く腫れてしまったり、ただれる口角炎など、口の周りに症状が現れることがあります。
また、全身にアトピー性皮膚炎のような湿疹ができたり、手足に水膨れが生じてしまうケースもあります。
原因不明の体調不良は、お口の中の金属が原因である可能性があります。症状にお悩みの方は、一度歯科医院へご相談ください。
歯科で行う金属アレルギーの対応といたしまして、金属アレルギーの原因である金属を取り除き、代わりにアレルギーを起こしにくい素材を使います。
治療を始める前に一人一人に合った治療方法のご相談の時間を設けておりますので安心してご来院ください。
岩手県盛岡市のざいもくちょう歯科では、24時間予約が可能です。
お口の気になる事は、何でも相談下さい。
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