みなさんこんにちは!
岩手県盛岡市にあるざいもくちょう歯科の岩舘です。
2月ももうすぐ終わりますね。
寒い季節が終わり、春が近づいてくるとなんだか嬉しくなりますね。
前回は歯並びに、舌とくちびるが関係していることをお話ししました。
前回のお話はこちらから。
https://zmt-dc.com/2023/01/29/hanomaetishiki46/
舌と唇の力のバランスが、歯並びに大きく関わってくるのでしたね。
そして今回は、舌についてお話ししていきます。
歯並びは、力のかかるバランスが大切だとお話をしましたが、歯並びを乱す原因となりやすいのは舌にあります。
今回は、舌が歯並びを悪くする原因や、正しい舌の位置についてお話ししていこうと思います。
では、確認してみてください、
今皆さんの舌は、お口の中のどこに触れていますか?
上あごの天井付近でしょうか、それとも前歯でしょうか?
舌には収まる正しい位置があります。
それは、リラックス時に舌が上あごの天井につき、舌の先は前歯に触れないか、もしくはほんの軽く触れるくらいの位置が理想的だと言われています。
比べて、舌が上顎につかない低い位置にあり、歯にもたれかかっている状態だと、歯に力がかかってしまいます。
舌が歯に、常にじわじわと力かかることで、歯並びに悪い影響を与えていきます。
舌が歯にもたれかかって力をかけてる状態だと、舌と唇のバランスが崩れ、舌に歯が押されて歯が前に出てきます。
上の歯が前に出れば、出っ歯(上顎前突)、下の歯が前に出れば、受け口(下顎前突)になります。
さらに舌の力が顎の成長にまで影響すると、奥歯を噛み合わせても、前歯が開いてしまう、開咬になりやすくなります。
舌が正しい位置にならない原因としては、舌を持ち上げる筋力が弱かったり、舌を歯に当てるクゼがついてしまっていることが考えられます。
こうした舌の癖は、矯正治療の妨げになったり、矯正治療が終わり、装置を外した後の後戻りを起こしてしまう場合があります。
舌の悪い癖をなくし、舌の位置を改善するためには、舌をはじめとした、お口周りの筋肉のバランスを改善するトレーニングが有効になります。
ふだんあまりしないお口の動かし方をするので、最初は大変だと思いますが、毎日続けることで効果が現れてきます。
おすすめのトレーニングを一つご紹介させていただきます。
⭐︎舌トレーニング⭐︎
- 鏡を見ながら上顎のスポットに棒を当てて正しい位置を確認します
- 舌の先を丸めないようにして、スポットに当てます。
- そのまま唇を閉じます
どうでしょうか、うまくできますでしょうか?
正しい舌の位置に、最初は違和感があったり、舌がすぐに疲れることがありますが、毎日欠かさず行うことが、重要です。
些細なことから、歯並びは良くも悪くもなります。
他にも症状にあったトレーニングがございますので、気になる方は気軽にお声がけください。
その他の舌のトレーニングはこちらをご覧下さい。
https://www.nhk.or.jp/shutoken/hirumae/recommend/20191210.html
ざいもくちょう歯科では、子供の時期だからこそできる矯正治療を行っています。
https://zmt-dc.com/treatment/kidsortho/
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