皆様こんにちは。
岩手県盛岡市にあるざいもくちょう歯科、歯科助手の須田です。
ゴールデンウィークに突入しましたね。
今年は新型コロナウイルス感染症に関する規制はありませんが、感染対策忘れずに楽しんで下さい。
ざいもくちょう歯科は5月5日まで休診となっていますので、ご注意下さい。
今回私がご紹介するのは「親知らず」についてです。
皆様は周りの人から「親知らずを抜いた」とお話をしたり聞いたりしたことはありますか?
親知らずというのは一番奥に生える永久歯のことで、専門用語で智歯や8番と呼ばれています。
なぜ親知らずを抜く人が多いの?と思った方もいるのではないでしょうか。
その理由として親知らずの特徴が3つ挙げられます。
【 特徴① 生え方に問題がある 】
通常、歯はまっすぐ生えているのですが、親知らずは歯の大部分が歯茎の中に埋まっていることや、真横に生えていて噛んでいないことが多いです。
歯は噛むために存在しているものなので、どの歯とも嚙み合っていないとなると何の役にもたっていないことになります・・・(;’∀’)
【 特徴② 虫歯や炎症の原因になりやすい 】
特徴①とも関連しますが、生える方向に異常があることが多いうえに一番奥にいるので歯を磨きにくい悪い傾向にあります。
そのため、親知らずは虫歯になったり歯周炎を引き起こすことがとても多いです。さ
らに、この磨けていない清掃不良は第二大臼歯(親知らずの一つ手前の歯)にも影響し、虫歯や知覚過敏などで7番の神経を抜く原因にもなることも少なくありません。
すべての歯の中で、下顎の7番が最も寿命が短い(早く抜歯になる)と言われていますが、その原因の1つが親知らずと言われています。
【 特徴③ 歯の形態が決まっていない 】
歯の形や根の数は、部位によって基本的に決まっていますが親知らずは決まっていません。
さらに歯の形も非常に複雑なため、1番奥に生えていることも相まって治療の難易度が非常に高いです。
以上のことから、親知らずは抜歯した方が良いことが多いです。
ちなみに、親知らずを抜くのであれば早い方がおすすめです!
理由は・・・
・親知らずがある限り炎症を起こしては治ってを繰り返す‼
・長く放置すればするほど7番が虫歯になる可能性が高くなる‼
・高齢になると、歯と骨が癒着して抜くのが大変に(抜かれる側のダメージが大きく)なる可能性が上がる‼
今後の人生で最も若いのは今なんです‼患者様のお体のためにも早めの決断が大事だと思います。
ここまで親知らずを抜く理由についてお話ししましたが、だからといって全て抜いた方が良いとは限りません。
綺麗に生えてちゃんと噛めている場合や、歯ぎしりなどでほかの歯に強い負担がかかっている場合などは、メリット・デメリットを総合的に判断して抜歯をしないこともあります。
気になるか方はぜひ、ざいもくちょう歯科でご相談ください。
更に詳しい内容はこちらをご覧下さい。
http://www.jda.or.jp/park/trouble/wisdom-tooth.html
岩手県盛岡市にある、ざいもくちょう歯科では、通常の親知らず、生えてきていない歯ぐきに隠れている親知らずも対応しています。
院長は岩手医科大学歯学部口腔外科出身ですので、親知らずの抜歯経験が豊富です。
お気軽にご連絡ください。
予約は24時間受け付けています。
https://www.genifix.jp/zmt-dc-caa/