皆様こんにちは、岩手県盛岡市あるざいもくちょう歯科、受付兼トリートメントコーディネーターの小林です。
寒さが本格化してきましたね。
ざいもくちょう歯科の駐車場の入り口には雪が積もってして、左右が見にくくなっています。
出入りの時にはお気をつけ下さい。
では、歯の豆知識を伝えていきます。
皆さんは歯石と歯垢の違いみなさんはご存じでしょうか？
歯みがき剤のコマーシャルなどでよく耳にするかと思いますが、「歯石」と「歯垢」同じものと思っていらっしゃる人がけっこう多いので、それぞれの違いについてぜひ知っておきましょう。
まずは「歯垢」
歯垢＝プラークです。
歯の表面を指で触ったことはありますか？
触ったときにもしネバネバしたものが付いた場合それが歯垢です。
歯の表面や、歯と歯茎の境目、歯と歯の間付着する、白いネバネバしたかたまりを言います。
食べカスと思っている方もいますが、まったく別のものです。
歯垢は、水に溶けにくく、歯にしっかり付着するため、うがいなどでは簡単に落ちません。
食後およそ４～８時間ほどでこの歯垢が作られてしまうため、毎食後の歯みがきが大切になっていきます。
この歯垢には、口の中で繁殖したものすごいたくさんの細菌が存在しています。
１ｇあたり１０００億個以上の細菌が詰まっていると言われています。
ものすごい数だと思いませんか？
これをそのまま放置しておくと菌の作った酸で歯の表面のエナメル質というものを溶かしてしまい虫歯を発生させてしまうことがあります。
奥歯の噛み合わせ部分や、歯と歯の間、歯と歯茎の境目などは特に付着しやすいので、気を付けていきましょう。
そのほか、抜けた歯のまわり、歯と歯が重なったところも付着しやすいので、しっかり丁寧に歯みがきをして除去していきましょう。
歯垢というのは、歯の表面に強く付着しているので、うがいだけでは取れません。
自分に合った歯ブラシやデンタルフロスなどを使用し、しっかり取り除いていきましょう。
何が自分に合うのかわからないときはスタッフにお尋ねください。
次に「歯石」
歯石とは簡単に言えば歯垢が硬くなった物のことです。
歯磨きで磨き残してしまった歯垢が残ったまま放置してしまうと、個人差はありますがだいたい２、3日でできてしまいます。
歯垢は普段の歯磨きやデンタルフロスなどで取り除けます。
しかし、歯石というものはとても硬く、一度ついてしまった歯石は歯ブラシで取り除くのは不可能となってしまいます。
ですので、歯科医院で歯石除去を受けなければ取り除くことは出来ません。
歯石を放置してしまうとどんどん硬くなり、増えていってしまいます。
歯石の表面はでこぼこしているのでより歯垢が付きやすく、最近がたくさん増えていきます。
また、歯石があると歯肉に炎症が起きやすくなるため、歯石の除去は大切になります。
歯石が付きやすい場所は「下の前歯の裏側」や「上の奥歯の外側」にです。
一度付いてしまうと歯磨きで落とせないので、日頃のケアが大切です。
歯石が付きやすい場所を意識して歯磨きをしてみてください。
しかし、毎回キレイに歯磨きをしていても、溜まってしまいます。
ですので、定期健診で溜まった歯石は早めに落としていきましょう。
歯垢と歯石について更に詳しく知りたい方はこちらもご覧下さい。
https://clinica.lion.co.jp/oralcare/plague.htm
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