あれ松虫が、鳴いている
ちんちろちんちろ、ちんちろりん
あれ鈴虫も、鳴きだした
りんりんりんりん、りいんりん
秋の夜長(よなが)を、鳴き通す
ああおもしろい、虫のこえ
♪♪
きりきりきりきり、こおろぎや
がちゃがちゃがちゃがちゃ、くつわ虫
あとから馬おい、おいついて
ちょんちょんちょんちょん、すいっちょん
秋の夜長を、鳴き通す
ああおもしろい、虫のこえ
♪♪
ご存知、童謡「虫の声」です。
どこからか「リーン リーン…」ときれいな音色が聞こえ始めると
「ああ、夏も終わりに近づいているんだなぁ…」と気づかされますね。
でも、実はきれいな音色が聞こえるけれどその姿は見えない…
そんなことが多いのではないでしょうか?
中でも、特に「クツワムシ」「ウマオイ」は一般的にはどのような虫なのか
知らない方が多いと思います。
突然ですがここでクイズです!
これはクツワムシとウマオイ(正式にはハタケノウマオイ)の写真です。
それぞれどちらか、わかりますか?
① |
② |
同じキリギリス科のなのでよく似ていますが、
正解は、①の足が茶色い方がクツワムシ、②がウマオイです。
心なしか「馬」っぽい顔つきをしているからウマオイ?と思いましたが、
実は漢字で書くと「馬追」。
馬子が馬を追う声に似ているところから名づけられたそうです。
対してクツワムシは「馬の口にはめたクツワ(轡)が鳴る音に似ている」ところから
その名がつけられたとのこと。
偶然ではありますが、どちらも馬にちなんだ由来でおもしろいですね。
どちらも昆虫や草など、いろいろなものを食べる食欲旺盛な虫だそうです。
短い一生、次の世代へその小さな命をつなぐために
もりもり食べて精一杯生きているのでしょうね。
私たちもそろそろ夏の疲れが出てくる頃です。
夏バテは実は口臭を強くしたり、歯周病を悪化させたりします。
(気になる方はご相談ください!)