皆さん、こんにちは。
岩手県盛岡市にあるざいもくちょう歯科の院長、中谷 寛之です。
私の自己紹介はこちらをご覧下さい。

院長紹介

ーーーーーーーーーー

毎日歯を磨いているのに、また虫歯ができてしまった…そんな経験はありませんか?実は、虫歯の予防にはただ磨くだけでなく、「どう磨くか」「何を食べるか」「生活習慣をどう整えるか」が重要です。

今回は、「虫歯を予防するために、今からできること」について、わかりやすくお話しします。

虫歯ができるメカニズムを知ろう

虫歯は、「ミュータンス菌」と呼ばれる細菌が、糖分をエサにして酸を出すことで歯を溶かしていく病気です。虫歯の原因は以下の4つの要素が重なったときに起こります。

  • 歯の質(エナメル質の強さや唾液の量)
  • 細菌(プラークに含まれる虫歯菌)
  • 糖分(食べ物や飲み物に含まれる砂糖など)
  • 時間(口の中に糖がとどまる時間)

このうち1つでも減らすことができれば、虫歯のリスクはぐっと下がります。

虫歯予防に欠かせない5つの習慣

では、虫歯を防ぐためには具体的にどんなことを意識すればよいのでしょうか?

● 正しい歯磨き習慣を身につける
1日2〜3回の歯磨きはもちろん重要ですが、ポイントは「丁寧に、細かいところまで磨くこと」です。特に奥歯の噛み合わせ部分や、歯と歯の間、歯と歯茎の境目は虫歯ができやすい場所です。

● フロスや歯間ブラシも活用する
歯ブラシだけでは届かない場所がたくさんあります。特に歯と歯の間は、虫歯菌がたまりやすいスポットです。毎日のケアにフロスや歯間ブラシを取り入れることで、より確実にプラークを除去できます。

● 食事と間食のとり方に注意する
糖分を摂るたびに口の中は酸性に傾き、歯が溶けやすい状態になります。食べる回数が多いほどリスクも高まるため、間食の頻度はできるだけ抑え、ダラダラ食べを避けることが大切です。

● フッ素を上手に取り入れる
フッ素は歯の表面を強くし、再石灰化を促す成分です。フッ素配合の歯磨き粉を使うことはもちろん、定期的に歯科医院で高濃度フッ素を塗布するのも効果的です。

● 定期検診とクリーニングを受ける

自分では落としきれない汚れや、磨き残しの癖をプロがチェック・清掃します。虫歯になりかけの状態も早期に発見でき、予防につながります。

「虫歯になりやすい人」の特徴

・歯並びが悪く、汚れがたまりやすい
・唾液の分泌が少ない(口が乾きやすい)
・間食が多く、甘い飲み物をよく飲む
・就寝前②虫歯を予防するにはの歯磨きを習慣にしていない
・乳歯の頃から虫歯が多かった

こうしたリスクを持つ方ほど、定期的な歯科でのチェックが重要です。

お子様の虫歯予防にも注意

子どもの歯(乳歯)は大人の歯よりも柔らかく、虫歯の進行が早い傾向にあります。小さなうちからの予防が将来の歯の健康を大きく左右します。

・仕上げ磨きは小学校低学年まで続けましょう
・甘いおやつやジュースは頻度とタイミングを工夫しましょう
・定期的なフッ素塗布とシーラント(奥歯の溝を埋める予防処置)も有効です

まとめ

虫歯予防のカギは、セルフケアと歯科医院でのプロによるケアの両立です。毎日の歯磨きや食生活を見直すことはもちろん、歯科医院でのチェックやクリーニングも習慣にしていきましょう。

当院では、患者様一人ひとりに合った予防プランをご提案しています。もっと上手に予防したい方は、ぜひ一度ご相談ください。

ーーーーーーーーーー
岩手県盛岡市にあるざいもくちょう歯科は24時間予約を受け付けています。
予約はこちらからお願いします。
https://www.genifix.jp/zmt-dc-caa/