皆さん、こんにちは。
岩手県盛岡市にあるざいもくちょう歯科の院長、中谷 寛之です。
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歯並びや噛み合わせの悩みを抱える方にとって、「矯正歯科治療」は大切な選択です。見た目の改善だけでなく、噛む・話す・笑うといった機能面の改善もできます。しかし、矯正治療は決して「良いことばかり」ではありません。実際に始めてみると、治療期間や費用、生活上の制限など、想像と異なる面に気づくこともあります。
そこで今回は「想像と違った」という事態を回避するために、矯正歯科治療の「良いところ」と「悪いところ」を分かりやすくお話しします。
矯正歯科治療の良いところ
1. 見た目が大きく改善
歯並びの乱れは、口元の印象に直結します。矯正治療によって綺麗な歯並びを手に入れることで、笑顔に自信が持てるようになります。
2. 噛み合わせが整うことで機能面も改善
見た目の改善以上に重要なのが、噛み合わせの改善です。歯並びが整うことで、食べ物をしっかりと噛めるようになり、消化器官への負担が軽減されます。また、顎関節や筋肉の負担も減るので、顎関節症の予防や肩こり・頭痛の改善につながることもあります。
3. 虫歯・歯周病の予防
歯並びが悪いとどうしても磨き残しができやすくなり、虫歯や歯周病のリスクが高まります。歯並びが整えば、歯磨きがしやすくなり、口腔内を清潔に保ちやすくなります。
4. 長期的に見た治療コストの抑制
矯正治療は決して安い治療ではありませんが、将来的にかかる虫歯治療・歯周病治療・顎関節治療の費用を抑えられることを考えると、費用対効果は高いと言えます。
矯正歯科治療の悪いところ
1. 治療期間が長い
矯正治療は一般的に1年半〜3年の期間がかかります。その後には保定期間(後戻り防止のための管理)も必要です。根気よく続ける必要があります。
2. 費用が高額になることがある
矯正治療は基本的に自由診療(保険適用外)となるため、治療費は高めに設定されています。支払い方法や分割払いなどを事前に確認しておくことが大切です。
3. 装置の違和感や痛みがある
ワイヤー矯正の場合、装置の異物感や歯の動きによる痛みを伴うことがあります。比較的快適とされるマウスピース型矯正も「違和感ゼロ」とは言い切れません。
4. 食事・生活に制限がある
ワイヤー矯正を選択した場合、硬い食べ物や粘着性のある食べ物を避ける必要があります。また、矯正装置に食べ物が詰まりやすいため、外食時などには気を使う必要があります。マウスピース矯正の場合でも、装着時間の管理(1日20〜22時間以上推奨)が必須です。
まとめ
矯正歯科治療には確かにデメリットもありますが、それを上回るメリットがあります。歯並びの状態や生活スタイル、予算などを踏まえた上で、自分に合った治療法を選ぶことが大切です。当院では、カウンセリングや治療シミュレーションも行っており、患者様の不安や疑問にしっかりお応えしています。「自分の歯並びは矯正が必要なのか?」「どの治療法が合っているのか分からない」そんなお悩みをお持ちの方は、ぜひ一度ご相談ください。
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