皆さん、こんにちは。
岩手県盛岡市にあるざいもくちょう歯科の院長、中谷 寛之です。
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「ノンクラスプデンチャー」は、部分入れ歯の一種で、「目立たない入れ歯」と呼ばれているほど審美性に優れています。名称のノンは「無い」を意味し、クラスプは「バネ」を意味します。つまりバネを使用しない入れ歯ということです。これまでの部分入れ歯には必ず金属のバネがついており、見た目を気にする方もたくさんいらっしゃいました。しかし、ノンクラスプデンチャーは見た目を重視する人にとっても有効な治療方法です。
本記事では、ノンクラスプデンチャーの特徴やメリット・デメリットを詳しく解説し、どのような方におすすめかを考えていきます。
ノンクラスプデンチャーの特徴
ノンクラスプデンチャーの最大の特徴は、周囲の歯に引っ掛けるバネ(金具)の代わりに歯ぐきに似た柔軟性のある樹脂を使用することで軽量かつ周囲の歯にフィットするように設計されていることです。透明感のある素材を使用して作られるので、見た目が自然で、周囲にも気づかれにくいほど審美性に大変優れています。また、床部分が薄い形状でできているのでフィット感や安定性も高いので、違和感なく使用できるのも特徴です。
ノンクラスプデンチャーがおすすめな人
ノンクラスプデンチャーは下記のような人におすすめです。
✔️はじめて入れ歯を使用する人
✔️少数の歯を失くした人
✔️従来の入れ歯を使用しておりバネが気になる人
✔️金属を使用した入れ歯を使用していて違和感や不快感を感じている人
ノンクラスプデンチャーは従来の入れ歯よりもフィット感が高く、見た目もよくなっているので、はじめて入れ歯を使用する方もこれまで一般的な入れ歯を使用してきて不快感を感じていたという方にもおすすめです。
ノンクラスプデンチャーのメリット
①審美性の高さ
金具を使用しないので見た目が非常に自然です。目立たず装着時も周囲の人に気づかれることが少ないです。
②フィット感の良さ
柔軟性のある樹脂を使用しているので装着感が非常によく、歯を痛めるリスクもありません。
③食事や会話の快適さ
フィット感が高いので、食事や会話中に不快感を感じることが少なくなり、より天然歯に近い状態で生活できます。
ノンクラスプデンチャーのデメリット
①自費診療なので費用が高額
ノンクラスプデンチャーは、保険適用外なので自費診療での治療になります。費用が全額自己負担になるので、経済的負担は少々大きくなります。
②耐久性の考慮
柔軟性がある分、金属を使用したものと比べると強度や耐久性には優れております。
③適応条件
ノンクラスプデンチャーを使用するには周囲の歯が健康であることが大切です。
まとめ
ノンクラスプデンチャーは、保険診療の入れ歯の欠点を補うことができる自費診療の入れ歯です。耐久性には劣るものの、その審美性の高さや装着感の良さから、注目を集めています。特に見た目を重視する方や金属アレルギーがある方におすすめです。逆に耐久性の高さを求める方は金属床義歯の方が合っている場合もあります。当院では患者様の状態や要望をしっかり把握した上で、もっとも適した方法をご提案させていただきます。
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