皆さん、こんにちは。

岩手県盛岡市にあるざいもくちょう歯科の院長、中谷　寛之です。

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子供の虫歯の原因

・乳歯はエナメル質が少ない

乳歯には虫歯菌から歯を守るエナメル質が少ないため、虫歯になりやすいです。

 

・家族から虫歯菌が感染

生まれたばかりの赤ちゃんのお口の中には、虫歯の原因となるミュータンス菌は存在しません。しかし、例えば、家族が赤ちゃんとお箸やスプーンを共有したりすることで、赤ちゃんのお口の中へミュータンス菌が移動してしまいます。

 

・歯磨きが上手にできない

子供は歯ブラシを握る力が強すぎたり、同じ箇所ばかり磨いたり、奥歯に歯ブラシが届かなかったりなど、上手に歯磨きができません。そのため食べカスや歯垢が溜まって、虫歯の原因になってしまいます。

 

・ダラダラと間食をする

砂糖を含む飲食物をダラダラと食べることで、長時間お口の中が酸性に傾いて、虫歯になりやすくなります。

 

子供の虫歯の治療

虫歯の治療にはランクがあります。

・軽度の虫歯（C0・C1・C2）

歯の一部を削ったり、シーラント材（虫歯予防のために汚れのたまりやすい歯の溝を埋めるもの）などを詰めたりします。

・中度から重度の虫歯（C3・C4）

歯の根（神経）を治療する必要があります。

 

乳歯だから、どうせ生え変わるからと放置せず、小児期の虫歯治療はしっかり行なうようにしましょう。

 

子供の虫歯の予防法

・お家でできること

砂糖を含む飲食物を摂る回数や量を減らしたり、ダラダラと長時間食べたりしないようにしましょう。おやつを食べる時は、決まった物を決まった時間に食べさせることが大切です。また、子供が歯磨きをした後に、仕上げ磨きのサポートをしましょう。特に、子供の虫歯が多く発生する奥歯や新しく生えた歯を中心に磨いてください。

 

・歯科医院でできること

虫歯になる前にシーラントやフッ素塗布を行うことで、歯を強化することができます。また、定期的に歯科検診を受ければ、虫歯を早期発見・早期治療することができます。親子で歯磨き指導を受けて、正しい歯磨きの方法を知ることも大切です。

 

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