皆さん、こんにちは。
岩手県盛岡市にあるざいもくちょう歯科の院長、中谷 寛之です。
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近年、「目立たない矯正」としてアライナー矯正(マウスピース矯正)が注目を集めています。従来のワイヤー矯正とは異なり、透明で取り外し可能なので装着時も違和感やストレスが少ないのが特徴です。
しかし、マウスピース矯正にも向き・不向きがあり、治療を始める前に知っておきたい注意点もあります。本記事では、「アライナー(マウスピース)矯正とはどんな治療なのか?」「どんな人に向いているのか?」といった疑問にお答えします。
アライナー(マウスピース)矯正とは?
アライナー矯正とは、透明なプラスチック製のマウスピースを使って歯を少しずつ動かしていく矯正方法です。1〜2週間ごとに新しいアライナーに交換していくことで、段階的に歯を動かしていきます。見た目がほとんど目立たず、自由に取り外しができ、痛みが少ないという点が大きなメリットです。
アライナー矯正のメリット
1. 見た目が透明で目立たない
アライナーは透明で薄く、装着していてもほとんど気づかれません。人前に出る機会が多い方にもおすすめです。
2. 取り外しができて衛生的
自由に取り外しができるため、食べたいものを我慢する必要がなく、歯磨きも従来通り行えます。ワイヤー矯正のような食事制限や不快感もありません。
3. 痛みや違和感が少ない
金属のブラケットやワイヤーを使用しないため、口内炎ができにくく、装着時の異物感や痛みも少なめです。
4. 治療のシミュレーションができる
デジタルスキャンによって歯並びの3Dデータを作成し、治療前に「歯がどう動いて、最終的にどう仕上がるか」を視覚的に確認できるのも大きなメリットです。
アライナー矯正のデメリット・注意点
1. 自己管理が必要
アライナー矯正では、1日20〜22時間の装着が必須です。装着時間が足りないと、歯が予定通りに動かず、治療が延びたりすることがあります。
2. 複雑な症例には不向き
抜歯が必要な症例や、歯の回転・移動量が大きいケースでは、アライナーでは対応が難しいことがあります。
3. アライナーの手入れが必要
毎日の歯磨きに加え、アライナー自体の洗浄・管理も必要です。清潔を保たないと、においや着色の原因になることがあります。
治療期間の目安
治療期間:6ヶ月〜2年程度(症例により異なる)
軽度の歯並びなら短期間で終わる場合もありますが、中〜重度の症例では2年以上かかることもあります。
アライナー矯正が向いている人
- 軽度〜中等度の歯並びの乱れを治したい方
- 周囲に矯正治療を知られたくない方
- 食事制限や装置による不快感を避けたい方
- 装着時間をしっかり管理できる方
まとめ
アライナー(マウスピース)矯正は、目立ちにくく、快適で続けやすいという日常に馴染みやすい矯正方法です。ただし、すべての症例に適応できるわけではなく、事前の診断が非常に大切です。
歯並びや噛み合わせが気になる方は、まずはお気軽にご相談ください。患者様一人ひとりに合った最適な治療法をご提案いたします。
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