皆さん、こんにちは。
岩手県盛岡市にあるざいもくちょう歯科の院長、中谷 寛之です。
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⾷事をしたりおしゃべりをしたりする時に顎に違和感や痛みがある⽅は、顎関節症かもしれません。顎関節症は、⽣活習慣を改善すると病状が軽減されることがわかっています。症状が悪化すると顎の機能が低下してしまうので、ご⾃⾝が顎関節症かもしれないと感じている⽅は早めに⻭科医院や⼝腔外科を受診しましょう。
今回は顎関節症の治療法について解説します。
顎関節症の治療法は?
顎関節症の治療で最も⼤切なのは、噛み合わせを治すことです。例えば、マウスピースのようなものを上あごあるいは下あごに装着して、上下の噛み合わせが均等になるように調整します。そうすると顎の関節頭が正しい位置に戻って、筋⾁の緊張がほぐれ、スムーズに動かせるようになります。何回か微調整をくり返して、症状が軽減されたタイミングで必要があれば、⼊れ⻭やクラウンなどの被せものを⼊れて噛み合わせの関係を治します。また、重症の場合は、外科⼿術を⾏う場合もあります。
顎関節症のセルフケア⽅法は?
顎関節や筋に痛みを感じたら、硬いものを噛んだり⾷いしばったりすることは避けましょう。症状を悪化させないために、⼤⼝を開けることや顎の使いすぎにも気をつけることが⼤切です。
⼀般的なセルフケア⽅法
・ガムやグミ、硬い⾁やパンなど、しっかり噛む必要があるものは避けて、お粥・やわらかい蕎⻨・やわらかいうどん・やわらかいパスタなど、あまり噛まなくてよいものを⾷べましょう。
・⽬を閉じて、顔の筋⾁をやわらげ、軽く上下の唇を閉じて、⻭を接触させないようにしましょう。
・⼝を⼤きく開けるあくびや⻑時間の⻭科治療は避けましょう。
・低い枕を使って仰向けに寝ましょう。うつぶせ寝はあごに良くない影響を与えます。
・同じ姿勢を⻑く続けないようにして、時々ストレッチを⾏って⾝体をほぐしましょう。
・猫背や⾸を前に突き出すような姿勢はやめて、背筋を伸ばすように意識しましょう。
・頬杖をつく習慣がある⽅は、やめるようにしましょう。
顎関節症の症状は、良くなったり悪くなったりを繰り返します。またセルフケアだけでは完治することはできません。顎関節症かもしれないと⼼配な⽅は、当院へご相談ください。
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