皆様こんにちは！
岩手県盛岡市材木町にあります、ざいもくちょう歯科の歯科衛生士、岩舘です。
朝晩がようやく涼しくなってきました。
気温の変化で体調を崩しやすいので、お気をつけ下さい。
さて今回は、8020(ハチマルニーマル)運動についてお話ししていこうと思います。
皆さんも聞いたことがあると思いますが、8020運動とは、日本歯科医師会が進めている活動です。
内容としては、いつまでもおいしいものを食べ続けるための元気な歯は、日々の手入れからということで、１９８９年（平成元年）より厚生省（当時）と日本歯科医師会が推進している「８０歳になっても２０本以上自分の歯を保とう」という運動です。
２０本以上の歯があれば、食生活にほぼ満足することができると言われています。そのため、「生涯、自分の歯で食べる楽しみを味わえるように」との願いを込めてこの運動が始まりました。
楽しく充実した食生活を送り続けるためには、妊産婦を含めて生まれてから亡くなるまでの全てのライフステージで健康な歯を保つことが大切です。
ぜひ「８０２０」を目指してください！と、記載されております。
歯が多いことは、食事だけでなく、健康で豊かな人生を送れるかどうかにも深く関係していということですね！
さらに大切にしないといけません。
ちなみに、歯は親知らずを除いて、前歯から前歯(ぜんし)小臼歯(しょうきゅうし)大臼歯(だいきゅうし)の28本ある状態が正常です。
生まれた時からない方(先天性欠如歯)や、矯正で抜歯をした方もいらっしゃると思うので、この機会自分の歯が何本なのか、数えてみてください！
わからない方はかかりつけの歯医者さんに相談すると、教えてくれると思いますよ！
また、歯が少ないと、食べられないもの、食べにくいものがあります。
おもち、お肉、イカ、生野菜やなど、「歯ごたえがあるからこそ美味しい」という食べ物がたくさんあります。
歯が少なくなると食べられるものがどんどん限られていきます。
患者様の中にも、「子供の時からしっかり歯磨きしとけば良かったな〜」や「前からしっかり定期検診に通っていれば良かったな〜」という声をよくお聞きします。
歯があることが当たり前のことだと思わずに、生涯使い続けるものなんだと思っていただけると嬉しいです。
また、厚生労働省が行った令和4年歯科疾患実態調査によると、80歳になっても自分の歯が20本以上残っている人(8020達成者)の割合は、51.6％なんだそうです。
歯磨きなど毎日の手入れ＋歯の定期検診に通い、歯の状態をチェックすることがとても重要です。
また、8020を達成するためにかかりつけの歯科医院を持つことも重要です。
虫歯や歯周病は、早期に発見し、早期に治療することが大切です。
また、これらを予防していくことも多くの歯を残していくうえでとても大切なことです。
8020を達成している方は、これからも自分の歯で、おいしく楽しく食事を楽しめるように、今の状態を維持できるように心がけていただきたいと思います。
また、残念ながら80歳になる前に残りの歯が20本未満になってしまった方も、これ以上歯を失うことがないように心がけていくことが大切ですし、歯を失ったところには適切なかぶせものや義歯を入れることが必要です。
8020運動についてはこちらもご覧下さい。
ざいもくちょう歯科では歯の定期検診や、その方の状態に合わせた治療を行っております。
かかりつけ歯科院をお探しでしたら、ぜひご連絡ください。
岩手県盛岡市にあるざいもくちょう歯科は24時間予約を受け付けています。
こちらからお願いします。
https://www.genifix.jp/zmt-dc-caa/