皆さん、こんにちは。

岩手県盛岡市にあるざいもくちょう歯科、受付兼トリートメントコーディネーターの小林です。

盛岡の連続真夏日がようやく終わりましたね。

これから、少しずつ涼しくなってくれると嬉しいですね。

 

さて今回は、お口の癖についてお話しします。

皆さんは、舌やくちびるの癖、なにかありませんか?

 

 

歯並びが悪くなる原因は、いろいろ考えられます。

歯並びというのは、実は歯のみで決まるのではなく、まわりにある舌やくちびるの力にも影響されます。

たとえば歯の生え替わり時期のお子さんの場合、舌の位置が悪くていつも歯に圧がかかっていると、歯は前へ前へと押し出されていきます。

歯の生え変わり時期のお子さんの場合、あごの大きさが小さいため、歯が正常に生えるスペースが十分に取れず、歯が重なり合ってはえて しまう以外にも、舌や唇の力の影響も見過ごせません。

 

・乳歯が抜けた部分など、気になるところを舌で触っている

・くちびるを噛む癖がある

・お口をいつもポカンと開けている

 

こうした癖は、歯にかかる舌やくちびるの力のバランスが崩れて、歯並びによくない影響を与えます

 

歯並びへの影響

 

出っ歯(上顎前突)

・上あごの前歯が下あごよりも過剰に前に突出している状態

・舌が低い位置にあるため上あごが下方向に成長して下あごが後退したり、下くちびるを噛む癖などが関わることが多い

 

受け口(下顎前突)

・下あごの前歯が上あごの前歯よりも過剰に前に突出している状態

・舌が前歯を押すほか、遺伝的な要因や口呼吸などが原因となる

 

開咬

・奥歯を噛み合わせても、前歯が開いてしまう状態。

くちびるが閉じにくく見た目が良くないだけではなく、奥歯に噛む力が集中するため、奥歯への負担が大きい

・舌が前歯を押すほか、遺伝的な要因や指しゃぶり、口呼吸などが原因にある

 

 

当院では「床矯正」という矯正治療を行っています。

床矯正は顎の成長を利用した矯正治療です。

ブラケットとワイヤーを用いた歯列矯正は抜歯を行うことが多いのですが、

床矯正は子供の顎の成長を利用した歯の土台そのものを拡大する歯列矯正になります。

なので基本的には抜歯を行いません。

顎の成長を促すことにより、永久歯が本来の正しい位置に生えることを目的とした歯を抜くことなくできるものです。

 

床矯正のメリット

・むし歯になりにくい

ブラケットとワイヤーなどは、自分で取り外すことができません。矯正装置がついているために、歯磨きがしにくく食べかすや歯垢が溜まりやすいという問題があります。

床矯正であれば、自分で取り外しができるため、普段通りに歯磨きができます。

 

・食事の制限がない

床矯正は取り外しが可能であるため、好きなものを食べられます。

 

 

デメリット

・後戻りすることがある

床矯正は顎の成長を利用した矯正方法ですが、矯正治療後に装置を取り外すと、後戻りする可能性があります。

これは、顎の成長に口周りの筋肉の使い方や生活習慣などが関係しているためです。

また、矯正装置を頻繁に外してしまい、適切な時間装着できていないと治療期間が長引くことがあります。

 

 

・適用できるタイミングが限られている

床矯正は、前歯4本が永久歯に生えそろわなければ適用できません。

また、歯が全体的に永久歯へと生え変わっていると、床矯正を適用できない可能性があります。

なので早い段階での相談が大切です。

当院は一般社団法人日本床矯正研究会に所属しています。

床矯正について更に詳しい琴はこちらをご覧下さい。

https://jsro.jp/general/guide/

 

岩手県盛岡市にあざいもくちょう歯科では子供の歯ならび無料相談を行っております。

24時間予約を受け付けています。

こちらからお願いします、

https://www.genifix.jp/zmt-dc-caa/