皆さん、こんにちは。

岩手県盛岡市にあるざいもくちょう歯科、歯科助手の須田です。

 

前回に続き今回も私が担当していきます。

日中の気温が上がり、道路の雪もとけて少し春が近づいてきているのを感じています。

また、新型コロナウイルス感染症の患者も増えてきています。

口腔内を清潔にすることは、新型コロナウイルス感染症だけでなく、

その他の感染症を予防するのに有効な方法です。

治療や定期健診の延期は極力避けるようにして下さい。

 

では、口内炎にさらに詳しくなりましょう。

 

 

口内炎ができてしまったら??

疲労や栄養バランスが崩れたことが原因でできた口内炎は、休養を取ったり栄養バランスを整えたりすることで自然に消えることがほとんどです。

しかし、長期的に続く場合(10日以上)や広範囲で発生している場合、発熱などの全身症状を伴っている場合などは病院を受診することをおすすめします。

また、痛みが強くて食事ができないなど生活に支障が出ている場合にも無理せずに受診して下さい。

口内炎が治らないときは、下記の病気が考えられます。

・口腔がん

・白血病

・エイズ

・手足口病

・はしか

・クローン病

・潰瘍性大腸炎

・ベーチェット病

 

口内炎は何科で直すのが良いでしょか?

口内炎は歯科・口腔外科、耳鼻科を受診して下さい。

子供の場合はかかりつけの小児科で受診するのも良いと思います。

 

治療方法にはどんなものがありますか??

主な口内炎治療には、薬物療法・レーザー治療などがあります。

ちなみに当院で使用しているレーザーはこちらです。

https://www.dental-plaza.com/article/adverl_evo/

 

薬物療法

薬を使って改善するには、口内炎の原因に合った薬を使用することが大切です。

殺菌・消毒効果、抗炎症作用のある市販薬(軟膏・飲み薬など)もドラッグストアなどで販売されているので、使用することで効果的に治すことも可能となります。

 

レーザー治療

殺菌・消炎鎮痛・組織の活性化などの効果があるレーザーを使用します。

これにより痛みが軽減され、治癒を早める効果があるとされています。

 

口内炎の予防方法は何ですか?

口内炎のできる原因はさまざまですが、栄養バランスのとれた食生活を心がけること、十分な睡眠をとること、口になかを清潔に保つことなどが大切になります。

栄養が偏ることで口内炎のリスクが高まります。

皮膚や粘膜の健康維持に役立つビタミンB2・ビタミンB6・ビタミンCなどが不足すると、口内炎になりやすいと言われています。

口内炎予防のため、栄養バランスがとれた食事を心がけることが大切です。

B2…ブロッコリー、レバー、うなぎなど

B6…ささみ、マグロ、大豆など

C…レモン、ピーマン,イチゴなど

 

免疫力を高めるには?

疲労やストレスは免疫力を低下させます。

心身ともに休養を取り、疲れをためないようにすることが大切です。

口の中が乾燥すると、細菌が繁殖しやすくなるだけでなく、口腔内の免疫力が低下してしまいます。

水分補給を心がけ、唾液の分泌量が増えるように食事の際はよく噛むことを心がけましょう。

また、ガムを噛むと唾液の分泌が促進されます。

口内炎になってしまったときは、醤油や香辛料、たばこ、お酒などの刺激物はなるべく控え、うがいや歯磨きで口の中を清潔に保つように心がけてください。

歯を磨くときは粘膜を傷つけないように優しく磨くようにするなど日頃から清潔に保ち栄養バランスの良い食事を心がけるなど、全身の健康にも気を配るようにしましょう☺

 

ざいもくちょう歯科では、口内炎にレーザーによる治療を行っています。

レーザー治療は保険治療が適用されますので、お気軽にご相談下さい。

予約はこちらからお願いします。

https://www.genifix.jp/zmt-dc-caa/p/login/