みなさん、こんにちは。
ざいもくちょう歯科院長の中谷 寛之です。
私のプロフィールはこちらをご覧下さい。
https://zmt-dc.com/staff/nakatani/
岩手県も梅雨入りしましたね。
今年は暑い日が続いていますので、雨が振って涼しくなるのは嬉しいですね。
さて、今回の歯の豆知識は、ダイレクトボンディングについてです。
ダイレクトボンディングという言葉を聞いた事がない人が多いかと思います。
ダイレクトボンディングは治療法の一つです。
これは、むし歯を削ったあとに材料を詰めて、形態を回復する治療です。
以前は前歯を治療する際、型取りをして被せる治療が多くされていました。
しかし、歯科用のプラスチックの進化により、色や形を歯に合わせながらダイレクトボンディングによって1日できれいに治療することができるようになりました。
悩んでいた前歯のすきっ歯やむし歯がそんなに早く治ってしまうなんて驚きですよね。
天然歯は、明るく透明感のあるエナメル質、色が濃く透明性の低い象牙質、神経や血管がある不透明な赤色の歯髄の3種類の構造が重なり合って作られています。
従来の歯科用プラスチック(レジン)ではこのような歯の複雑な質感を再現するのが困難でした。
しかし近年、透明感や色調が豊富に揃った審美修復用プラスチックが開発され、多数の
色調を積層築盛することで、天然歯のような自然な歯を再現できるようになりました。
ざいもくちょう歯科の「ダイレクトボンディング治療」では、拡大鏡を使い、健全な部分を極力残しながら、むし歯を隅から隅まで取り残しせず除去します。
ラバーダム防湿法や、それに準じる方法により、唾液や呼気中の湿気を遮断し、接着剤の性能を最大限に引き出します。
そして、物性の優れた自費治療専用のコンポジットレジンを使用しますので、すり減りにくく、より自然でリアルな色調が再現できます。
結果的に見た目が良く、ご自身の歯を長持ちさせることにつながります。
実際にダイレクトボンディングを導入してから、患者様から高評価をいただいています。
私自身も治療の結果に非常に満足しています。
もっと早く導入していれば、患者様に良い治療を提供できたのにと後悔しています。
これから、更に技術を磨き、より良いダイレクトボンディングの技術を提供していきたいと思います。
当院で使用している材料についてはこちらをご覧下さい。
https://www.tokuyama-dental.co.jp/products/product8.html
私自身がダイレクトボンディングを行っていて一番の良いと思う所は、歯を削るのが最小限に出来ることです。
むし歯は、歯の内部にある象牙質で、広がる傾向にあります。
表面は小さく見えても、中で広がるようなむし歯は、銀歯などにすると歯を削る部分が多くなります。
ざいもくちょう歯科では、歯の寿命という考え方を大切にしています。
歯の寿命を自分の命の寿命と同じにするためには、歯を削るのを最小限にする事がとても重要です。
ざいもくちょう歯科は、歯の寿命をのばす会に参加しています。
是非、ダイレクトボンディングを行って、歯の寿命を伸ばしていきましょう。
最後に簡単なQ&Aコーナーです。
Q.ダイレクトボンディング治療は保険が使えますか?
A.保険適用外の材料を用いて行いますので、
自費診療で行っています。
Q.ダイレクトボンディング治療にかかる時間は?
A.治療部位、治療範囲、治療難度によって異なりますが
通常30分~1時間程度です。
症例によってはダイレクトボンディングを行えない場合もありますので、気になる方は一度ご相談下さい。
ざいもくちょう歯科では24時間予約を受け付けています。
HPから行えますので、よろしくお願いいたします。