こんにちは。岩手県盛岡市 ざいもくちょう歯科 院長の中谷寛之です。
新型コロナウイルスによる移動自粛も解除され、街にようやく活気が戻ってきました。
また、朝夕には子供たちの登下校の姿を見かけるようになり、数か月前までは当たり前だったはずの風景にとてもうれしくなります。最近は裏の公園から子供たちの大きく楽しそうな声が聞こえてくるようにもなりました。
当院でもこれからもしっかり消毒や換気等を行いながら、診療にあたっていきたいと思います。
さて、みなさんは歯ブラシの他に何かデンタルケアグッズを使っていますか?
歯ブラシのみを使用した場合のプラーク(歯垢)の除去率は6割程度です。歯ブラシだけではどうしても歯と歯の間の汚れは落とすことができないのです。
そこにデンタルフロスや歯間ブラシなどを使ってケアをプラスしてあげると、8~9割ほどに除去率が飛躍的に向上します。むし歯は歯と歯の間にできることが多いもの。一日の最後、就寝前の歯磨きの時だけでも使用することをおすすめします。
毎回完全にプラークを除去することは難しいです。ですが、プラークの残っている状態が長く続くことがむし歯や歯周病を起こすことにつながるのです。だからこそ歯ブラシ以外の道具を使ってプラークを少なくしていきましょう。取り切れないときは、私たちが丁寧に除去しますので、ご安心下さい。
デンタルフロスにはワックスありとワックスなしの2種類があります。「なし」の方がプラーク除去に関しては多少優れていますが、歯間に入れる時にギシギシしない分、使い勝手は「あり」の方が上です。
どちらを使うかはお好みですが、どちらを使うにせよ、まずは「毎日使う」ことを目標にしましょう!
デンタルフロスや歯間ブラシには使い方にコツがあります。特に、歯間ブラシは使う方のお口に適したサイズを選ぶことが非常に重要です。ぜひ一度、私たちにご相談くださいね。
小さいお子さんなどは仕上げの時に嫌がることもありますよね。無理にやっても逆効果になる事もあります。家では嫌がっても、歯科医院ではやらせてくれる、そんなことが有るかもしれません。どんな些細なことでも私たちは相談に乗ります。遠慮なさらず連絡を下さい。
新型コロナウイルスが流行しているからこそお口のケアで、ウィルスに打ち勝ちましょう!!